武漢ウイルス(第3波発生?)

10月の後半から武漢ウイルスの感染が広がっているとの報道が繰り返されている。それを聞いて、多くの人は不安に駆られている。しかし一方で、武漢ウイルスを心配し過ぎだとの意見も多くあるが、これらの意見は殆どマスメディアでは黙殺している様に感じる。また、もっと経済活動を優先すべきといった意見もあり、どうすべきか迷っている人も沢山いるのだろう。この様な状況で誰も”正しい”と断言できる判断は出来ない。
ではどうすべきか?それは様々な重要な事実を可視化し、それらの情報を元にどう判断したのかを共有する事にある。なのに残念ながらマスメディアや政府からは偏った断片的な情報しか共有されないので、国民はより一層不安になるだけである。

 

先ずは重要と思われる事実を列挙してみよう。
(1)十二分に共有されている事実:感染者が増えている。その中で重傷者も若干だが増えつつあり、また入院患者数も増えている。
(2)あまり共有されていない最新の感染者情報:無症状者も多く、11月11日の東京都の感染者情報では3割の104人が無症状で、8月と比べると無症状者の比率が2倍になっている。無症状者が増えている理由は、仕事で陰性証明がが必要な為、PCR検査を受けている人が増えている為。また死者数は夏以降は横ばいで、10月の死亡者は約200人。9月は300人弱で、6月は60人程度だった。11月は今の所、10月よりは増えそう。因みに、死亡者の殆どは高齢者。
(3)あまり共有されていないPCR検査に関する情報:PCR検査の精度が向上し、以前と比べて少ない数のウイルスから検出できる様になったとの事。また、”感染者”の定義が間違っていて、ウイルスが喉または鼻の奥に付着している事と感染している事とは同じではない。ウイルスを吸い込んで喉や鼻に付着しても、人間の抵抗力によって駆逐する事が出来る為、PCR検査によって”感染者”と断定された人の何割かは、ただ単にウイルスが付着していただけの人も含まれている。
(4)一時は共有されたが、今はあまり語られていない情報:毎年数千人の人がインフルエンザに感染し、その内1万人程が毎年亡くなっている。今年に関しては、昨年末辺りからインフルエンザの患者が減り、手洗いとマスク着用を徹底した事で結果インフルエンザによる死亡者が激減した。
(5)先日、共有された自殺に関する情報:10月の自殺者が約2000人で、昨年同月比では約600人増えている。この数値は武漢ウイルスによる死亡者の3倍である。また自殺者はほぼ全ての年齢で発生しており、沢山の若者や働き盛りの人が亡くなっている。
(6)殆ど知られていない情報:1年で約120万人が亡くなるので、月に単純計算すると、10万人の方がなくなっている。なので、武漢ウイルスによる死亡者の割合は0.2%にも満たない。

 

メディアでは上記(1)の情報は毎日流しているが、それ以外の情報は限定的または全く報道していない。無症状者の数、重傷者の年齢分布、PCR検査を受けた理由など、報道しない情報が沢山ある。出てくる情報は不安を煽る報道のみ。第一波の後、このウイルスの治療方法がある程度確立し、死亡者が明らかに減っている。但しUSなどの海外では増えている様だが...。
あるラジオ番組でも言っていたのだが、全体の死亡者の0.2%にも満たない病気に対して、これだけエネルギーを使う必要があるのかどうか、今一度考える必要がある。経済を停滞させる事で自殺者が増える事は既に認知されているハズ。死亡者総数の1%にも満たない事象にエネルギーを注ぎ、自殺者を増やしても何の意味も無いのではないだろうか?もうそろそろ、普通のインフルエンザを同じ扱いをする段階にきているのではないだろうか?今までインフルエンザでの集団感染(クラスター)は頻繁に発生している。なのにインフルエンザでは今ほど神経質になっていない。治療方法がある程度確立している現段階では、インフルエンザと似た対応でもOKではないだろうか。