緊急事態宣言解除後の対応

6月21日に緊急事態宣言が解除されたが、その解除前から感染者の下げ止まりの傾向がでており、解除後は朗かに増加傾向にシフトしている。この増加傾向は緊急事態宣言が解除された事が原因ではないのは周知の事で、別に原因があるハズである。原因の一つとして、インド型の流行が考えられるが、路上や家飲みが一番の原因と考えられるのではないだろうか?このまま感染者が増え続けると、また緊急事態の宣言をまたおこなうのだろうか?いやいや緊急事態宣言の発令はもうムリで、若者のエネルギーの発散の場を奪い取る事はもうムリであろう。もはや、若者からお酒を飲む機会を奪い取る事はできず、ガス抜きが必要になってきている。なのでお酒を飲める場所の開放はいまや必須で、それを前提として感染者の拡大を押さえる方策の検討が必要である。

 

自分自身、このコロナ禍で飲みに行く事は全くといっていい程殆ど無いが、昼食を取りに居酒屋やレストラン等に行く事はある。その中で感じる事は、相変わらず感染対策が不充分と感じる店が多く有る。時分自身、感染に関する専門家ではないので断言ができないが、TVやネット等で知った知識から判断するに、接触及び飛沫感染対策が不充分な店がまだまだ多いと思われる。例えば他人のツバが付着した食べ物や飲み物を飲んだり、トイレのドアなど不特定多数の人が触る可能性がある場所を触らなければ、殆ど感染は防げるのではないだろうか?調味料がテーブルの上に置きっぱなしの店も多く有る。これを見ると毎回ウンザリさせられる。
であれば、ツバが他人の食べ物や飲み物に飛ばない工夫や、ドアや調味料入れなどのこまめな消毒を施せば、かなり安全を担保できるのではないだろうか?この様な対処をガイドラインとして国が再度しっかりし提示し、そしてこれらを実施しているお店のみをオープンできる様にすべきである。

 

また、都市単位で店でアルコールを提供できる日を制限するベキである。人の動きを押さえれば感染が減る事は明らかなので、隔週でオープン/クローズを繰り返すとか、2週間オープンし、次の1週間は町全体をクローズするとかを行えば、感染の拡大をある程度抑制できると同時に、若者へのガス抜きも実現できる。

 

自分が高校生の頃読んだ星新一の短篇小説を思い出したのだが、「性犯罪の防止の為、国から定期的に男性に女性が派遣され、性交を強要させられる。」といった内容だったと記憶している。抑制するのでなく、逆に強制的に飲まれる位の発想が必要ではないだろうか?
感染抑制の為にお酒の提供を無くす事で、反って路上や公園での飲食を起こさせた事は、ある意味路上でレイプが行われている様にも見える。なので飲食を抑制するのでは無く、ある程度コントロールしながら飲食ができる環境・ルールの設定が必要ではないだろうか?コロナ禍でコロナと共存する生活がまだまだ暫く続きそうなので、この様に共存しながら多少は生活を楽しめられる方法を考えらる必要がある。